携帯サイトの制作手引き

失敗しない制作会社選びのポイントなど実体験を交えて紹介

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各キャリアに対応しているか

目的に合ったCMSを探してみよう

今回からしばらく、CMSにはどういったものがあるか、またCMSを選ぶ上で注意すべき部分などについて書いていくことにする。携帯サイトの制作会社を選ぶにあたりCMSが重要なポイントというのはすでに述べたとおりだが、どういった点に注目すればいいかを解説していこう。

とはいえ細かい機能や使い勝手については、各社のサイトを見てもなかなか比較しにくい。そういう時こそ資料請求を積極的に行うべきだし、前もって試用できるものならじっくり試したいものだ。導入した後に後悔することのないよう、事前にしっかり情報収集しておきたい。

いろいろなケースを考えてみる

僕の場合、新商品のプロモーションサイトを作るという大きな目的が最初にあり、その企画を実現できるかどうかというのが大きなポイントだった。この時のプロモーションサイトがどういったものだったかは以前話したと思うが、その中でどうしても必要だったものについて書いておこう。

携帯電話が「キャリア」によって分類されるというのは以前書いたとおりだ(ここではキャリアと言えばNTTドコモ、au、ソフトバンクの3つとしよう)。ページをひとつ作成するだけで3キャリアに対応したサイトが簡単に作れるというCMSは数限りなく存在する。実際、ほとんどの会社のCMSがそうなっている。今回は、それにプラスしてどうしても必要な機能があったのだ。

まず、キャリアによって違うページを表示させること。今回、制作会社以外にも着うた配信サービス業者に協力を依頼し、プロモーションページから着うたの無料プレゼントを行うことになった。ただ、このサービスへのリンクはキャリアによって異なるものにしなければならず、いくつかのページをキャリア別に分ける必要があった訳だ。

実はもうひとつある。これは制作会社の方の指摘で気付いたのだが、PCでアクセスしてきた人に対するフォローがあると良いということ。今回のプロモーションは携帯サイトだけでなくPCのサイトも制作する。当然、PCのユーザーにはPCのサイトを見てほしい訳だ。

それに対する制作会社の回答は「だったら、PCでアクセスしてきた人がいたら、PCのサイトに自動的に切り換えるようにしましょう」……僕は、そんなことができるなんてこの時まで知らなかった。やはり無知とは恐ろしいものだ。

CMSの機能は十分か。企画と照らし合わせて確認を

今回のまとめをしよう。要は、こういった様々なケースに対応できるCMSに越したことはないということだ。

もちろん、初めから色々なことを想定するというのも難しい。ここで話を戻すと、サイトを企画するとき大抵は「画面遷移図」というものを作成する。これはサイトのトップをはじめ各ページにどういう内容を掲載するか、ページの流れをどういうふうにするかというサイト全体のレイアウトのようなものだ。ちなみにこの画面遷移図を作成してくれるサービスも存在する。

こうやって画面遷移図を起こしてみた段階で、前述のようなキャリア別の表示だとか、PCユーザーへのフォローが必要という結論に至ったわけである。もちろん僕一人で何とかなる問題ではない。チーム内での打ち合わせを行ったり、制作会社にアドバイスをもらって気付く部分もある。何事も、地道な計画が大事ということだ。
 

 
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